Hola!!
この歳になって、初めて日本国憲法をじっくりと読んでいます!
僕たちはどのような国に住んでいて、どのような権利と義務を持っているのか!
まずは知ることが大切だと改めて感じました!
“義務教育”は『子どもが学校に通う義務』ではない!
不登校とは、学校に登校していない、ただそれだけです!
義務教育である小学校・中学校は、本人が「行かない」というのであれば、行かなくてもよい場所です!
「え、そうなの?」と思われる方はまだまだ多いかもしれません!
小中学校の教育が“義務教育”と命名されたために、たくさんの人が「学校へ行くのは子どもの義務」だと勘違いしているのではないでしょうか!?
わたしもそうでした!
しかしながら、これは間違った解釈でした!
義務教育とは、【子どもは教育を受ける権利があり、子どもの権利を守る義務が大人にある】という意味です!
子どもが“教育を受ける権利”とその親が“教育を受けさせる義務”が、日本国憲法第26条に明記されています!
<日本国憲法第26条 第1項>
すべての国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
<同第26条 第2項>
すべての国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。
義務教育はこれを無償とする。
第26条第1項で、子どもの教育を受ける権利が定めてあります!
そして第26条第2項で、保護する子女に普通教育を“受けさせる”とあります!
つもり、保護者にその義務があります!
これがいわゆる「就労義務」です!
小・中・高に通わず大学に通った私が伝えたい
『不登校になって伸びた7つの応力』より
お子さんをお持ちの方には是非読んでみてもらいたい一冊です!
ということは、“不登校”は義務教育違反でも就労義務違反でもありません!
僕たちは小中高大と何を勉強してきたのでしょうか!?
「なぜ学校で勉強をするのか?」
「何のためにこの勉強をするのか?」
僕はこういったことを1度も考えたことがありませんでした!
学校に行って、学校の先生から学べる事っていったい何?!
こことを理解しておくことがとても大切です!!!
今の時代はAIが発達し、何か分からないことがあった場合は“Google先生”に聞けば何でも瞬時に応えてくれます!
ということは、わざわざ学校に行って学ぶ必要はないし、みんなと同じ勉強をする必要もありません!
そして、昔のように1つの会社に勤めれば、定年まで同じ会社で働けるという“終身雇用”の時代も終わり、機械的な仕事はAIが人の代わりにやる時代がどんどん進化しています!
そういった時代に必要な力や、求められる人材は昔とは大きく変わっています!
しかし、これから訪れる未来のことを誰も経験したことがないし、予想することすら難しくなっています!
“何をすれば正解なのか”は誰にも分かりません!
でも“これをやれば確実に失敗する”は僕たち大人は伝えることが出来ます!
『○○をしなさい』とは言えなくて、『〇〇したらこうなったよ』そして『今こんなことで苦労しているよ』ということは、子どもたちにとって考えるキッカケになると思います!
そして、子どもたちが同じ経験をしないように(同じ落とし穴にはまらないように)、新しい道を創ることで同じ苦労はしなくて済むし、より良い未来を迎えることが出来るのではないかと考えています!
しかしながら、その新しい道も決して正解ではありません!
僕たちは誰も正解を知らない世界を冒険しています!
茂みの中に入り、草をかき分けて1歩ずつ道があるのかを確かめながら進んでいる状態です!
もちろん不安もありますが、そこで大切なのは“知識”と“好奇心”だと思います!
好きなことを好きなタイミングでとことん学ぶこと!!
この思考を30代ではなく、子どもの頃から持つことが出来ればどれだけ人生を早められたやろか!?
僕たち大人の役割は次世代にバトンを繋ぐことだと思うので、やれることからコツコツと楽しみながら積み上げていきます!
この情報が誰かの何かのお役に立てれば嬉しいです!
それでは、Hasta luego–!!
『子どもたちの未来のために』
ten*TEN 「子は宝」
tesoro(宝)・esperanza(希望)・ niño(子ども)