Hola!!
今回は中野吉之伴さんの記事を紹介したいと思います!
『地元クラブで生涯プレー、ドイツのスポーツに“引退”はない』
https://the-ans.jp/coaching/108139/
冒頭のこの文章がすべてを物語っているといっても過言ではないと思います!
【日本でサッカーの指導に関わる方々と交流していると、「ドイツには『小学生だけ』とか『中学生だけ』のクラブチームはないんですか?」と質問されることがある。ドイツのサッカー指導者から見ると、逆に「日本には幼稚園からおじいちゃん、おばあちゃんまで所属できるサッカークラブってないんですか?」と聞きたくなるかもしれない。】
“幼稚園からおじいちゃん、おばあちゃんまでが所属できるサッカークラブ”
そんなクラブが日本に1つでもあるのでしょうか?!
ドイツではそれが“当たり前”だということ!
地元のクラブで幼稚園から大人までずっとサッカーをすることが出来る!
そんな最高な環境はないなと思います!
まさに『サッカー“と”生きる』という言葉通りの環境があるんだろうと思います!
ドイツのそれがすべて正しいかどうかは分かりませんが、僕は実際にヨーロッパに行って各クラブの環境を見ると、ヨーロッパの国がサッカー先進国である理由はこの環境が大きな影響を及ぼしていると感じています!
サッカーが身近にあり、大人から子どもまでが同じグランドでサッカーを楽しみ、隣接されたバルでは保護者や地域の人たちがサッカー談義を楽しんでいる!
そして週末になれば各カテゴリーのリーグ戦が行われ、その結果等も詳しくクラブハウスに掲示される!
そんな環境でサッカーが出来れば、どれだけ幸せなんやろうと思います!
「今週も試合頑張ろ」というモチベーションになります!
まさに『サッカー“と”生きる』だなと!
懐かしい写真をもらいました!
修行のようにサッカーをしていた時代で、中学時代のチームメイトには「試合中に、直利不動で“はいっ”って返事してる姿が違和感でしかない」と言われていました。。
目の下のほっぺたにこんな怪我することなんかあるか?!🤔w
日本の歴史を振り返り、戦時中の学校の役割はどういったものだったのかを知ると、今の環境が成立していることに納得することが出来ます!
そして、その学校で行われる体育の延長線上に部活があるので、“修行のようにサッカーをする”という表現を聞くこともありますが、本来は“楽しむこと”が目的であるはずのサッカー(スポーツ)が、“楽しむ”ではなく“教育”に目的がすり替わってしまっているのが日本の現状だと思います!
このように、学校で行われる部活という制度が変わっていかなければ、“引退”という言葉はなくならないと思いますし、暴言や体罰がなくなることもないと思います!
また、育成がぶつ切りになるので、サッカーの発展にも繋がらないし、学校の先生が監督業をすると、大きな事件を起こさない限りはその役割を続けることができるので指導者の成長にも繋がりません!
そして、教員が部活を見ることで土日の休みもなくなり、家族と過ごす時間や担当科目、サッカーの勉強をする時間もなくなります!
こういった現状を変えるために、部活がなくなったり、外部講師に完全に任せるという取り組みをしている地域もあります!
こういった取り組みをすることで、選手や教員、クラブチームの指導者みんなが幸せになることが出来るのではないかと思います!
日本のサッカーを発展させるために、日本の明るい社会を創るために、1人ひとりが学び行動を起こしていくことが大切だと僕は思っています!
僕1人の行動が及ぼす影響はむちゃくちゃ小さいですが、コロナウィルスの影響でさらにどうなるかまったく予測ができない激動の未来に目を向けて行動を続けていきたいと思います!
サッカー(スポーツ)の持つ力はとてつもなく大きなものだと思うので、『サッカーを通して人生を豊かに出来る』人が1人でも多くなるように、環境作りのための行動を継続していきます!
それでは、Hasta luego–!!