戦術スクール

僕が指導者として大切にしていること-子どもとの関わり方-

Hola!!

 

 

僕が指導者として大切にしていることは、

  • 上下関係ではなく、対等な関係を築くこと
  • 自分が言われて嫌な言葉を使わない
  • 自分で考えることができる声掛けをすること

です!

 

基本的には、子どもに対して“どのように声をかけるのか”という部分になります!

 

当たり前のようなことだと思いますが、自分の中ではとても大切にしていることです!

 

 

上下関係ではなく、対等な関係を築くこと

 

『この言葉は、同級生や先輩、目上の人に対して使う言葉かどうか』を振り返ってみる!

 

振り返ってみた時に、同級生や自分の先輩、上司に対しては使わないような言葉を使っていれば反省をしています!

 

もちろん敬語を使うというわけではないですが、常に子どもたちと自分は対等であるということを意識しています!

 

例えば、“大人のサッカースクール”で指導をすることになった場合と、“小学生のサッカーチーム”で指導をすることになった場合があったとします!

 

この場合、言葉の使い方は大きく変わるでしょうか!?

 

僕はおそらくそこまで大きくは変わらないと思います!

 

 

【子どもは大人の言うことを聞く】

(それがたとえ納得のいかないことであっても)

 

これは日本の社会の中では、当たり前と考えられていると思います!

 

だからこそ、大人の指導者はどんなことを言ったとしても、子どもたちは言った通りに動いてくれます!

 

この部分がとても危険だと感じています!

 

指導者も自分の言った言葉を反省や改善しようとしない!

 

子どもも言われたことをやれば、評価されたり、怒られないということを覚えてしまいます!

 

大人だから、子どもだからという概念を取っ払って、まずは、同じ“ひとりの人”としてしっかりと向き合うことが大切だと思います!

 

指導者同士で、言葉の選択を少し振り返るような機会も作っていければと思っています!

 

 

自分が言われて嫌な言葉を使わない

 

「自分がされて嫌なことは人にしない。自分が言われて嫌な言葉は人に言わない。」

 

この言葉は、初めて会う子どもたちと一緒にサッカーをする時には必ず言うようにしています!

 

そして何か揉め事があった時にも必ずこの言葉でお互いに意見を聞くようにしています!

 

なので、指導者として自分も『自分が言われて嫌な言葉を使わない』ということを意識しています!

 

これに関しても、相手が子どもだから、大人だからには関係なく、どんな場面でも意識できると、信用・信頼のある人になることができると思います!

 

“言葉”の持つ力は、本当に大きいと日常の中で感じることがよくあります!

 

ちょっとした一言で気分が良くなることもあれば、どん底まで落ちてしまうこともあります!

 

僕自身も日常の中で、「なんであんなことを言ってしまったんやろ…」と反省することがたくさんあります!

 

“言葉”の持つ力をしっかりと認識し、改善していきたいと思います!

 

 

自分で考えることができる声掛けをすること

 

「〇〇してはいけない」

「〇〇禁止」

 

こういった言葉を使ってしまうことは僕もあります!

 

その時にハッと思い反省しています!

 

例えば、「そこでボールを使ってはいけません」や「そこでボールを使うの禁止」という言葉を子どもたちに言えば、すぐにボールを使うことを辞めると思います!

 

そこで、“なぜ子どもたちはボールを使うことを辞めたのか”を考えると、

 

“コーチに言われたから”になると思います!

 

同じ場面で、「近くでご飯食べている人がいるけど、どうした方がいいと思う?」という言葉を子どもたちに言えばどうなるか!?

 

「あっちに行ってボールを蹴ろう」

「ボールを投げて遊ぼう」

「ボールを使うのを辞めよう」

 

など、子どもたちが考えた答えが出てくると思います!

 

どれも正解かもしれないし、それでもまだご飯を食べている人に迷惑になっていると感じれば、「こういう状況やけどどうする?」と問いかければ、「じゃあこうしよう」という案がまた出てくると思います!

 

こういった声掛けをすることで、

 

  • 子どもたちが自分で考える時間をつくる
  • 自分で答えを導き出したことなので納得して行動する
  • 次に同じような場面に出くわした時に、指導者がいなくても誰かが気づいて言ってくれる

 

このような良い部分が考えられると思います!

 

何気ない出来事かもしれませんが、『コーチに言われたからやる』と『自分で考えて納得してやる』では、大きな違いがあると思います!

 

これから先の未来を考えると、10年後をイメージすると、“言われたことをやる”という作業は、AIのテクノロジーが行うようになっていくと予想することができます!

 

そんな未来を生き抜いていくため、仕事をしてお金を稼いでいくためには、自分で何かを創り出すことや、人とコミュニケーションが取れること、日本を飛び出して世界に目を向けることが必要なのではないかと思います!

 

そういった人を育成するためには、こういった関わり方を続けて積み重ねていくことが大切だと思います!

 


 

僕が指導者として、子どもと関わるときに大切にしていることについて書いてみました!

 

これらは自分が今までサッカーをしてきて、指導を受ける側として経験してきたや、自分に子どもができることで考えるようになったことです!

 

サッカー指導者の役割は、もちろんサッカーを指導することがメインだと思いますが、『サッカー』と『教育』という2つの分野について学ぶことが特に大切なのではないかと感じています!

 

僕自身もまだまだ勉強中なので、目に見える結果はもっと先になるかもしれませんが、しっかり学び日々アップデートしてきたいと思います!

『子どもたちの未来のために』

ten*TEN 「子は宝」

tesoro(宝)・esperanza(希望)・ niño(子ども)

adios!!