戦術スクール

現役Jリーガーとロンドをして感じたこと -2タッチ以内の中で発揮される上手さ-

Hola!!

 

1月4日は、毎年恒例の“FC42”の初蹴りに参加させていただきました!

 

この“FC42”の初蹴りは、今回で6年目となるそうですが、主催者の野呂さんが「高校のOBなどチームとして何かの母体がないにもかかわらず、毎年たくさんの人が集まることは珍しい」と話されていました!

 

今回も16名の方が参加されており、現役のJリーガーや指導者として勉強したいということで見学に来られていた方までいました!

 

これは主催して頂いている野呂さん、そして野呂さんの師匠にあたる乗松さんの魅力に人が集まっていると思います!

 

本当にいつも貴重な機会を設けて頂いてありがとうございます。

 

 

師匠に出会ってなかったら

僕が指導者を始めたの7年前になります!

 

その指導者を始めたての頃に、野呂さんと知り合うことができました!

 

その当時、指導されていたクラブ(U-12)がむちゃくちゃ面白いサッカーをしていたので、「どんな練習をしているんですか?」ということを聞かせてもらったのが4vs2との出会いでもありました!

 

その当時、僕は子どもたちから

 

「どうやったら遠くまでボールが蹴れるん?」と聞かれた時に、

 

「人よりたくさんボールを蹴るといいよ」というような、何とも大雑把で内容のない声掛けをしていました・・(反省)

 

そんな時にも野呂さんのクラブと合同練習をさせて頂き、たくさんの学びを得ることができました!

 

例えば、先ほどの「どうやったら遠くまでボールを蹴れるん?」という質問に対して、大切なポイントは

  • 蹴る動作を行う時のフォームや姿勢
  • 軸足の位置や身体を傾ける角度
  • 足のどこの部分で、ボールのどこを蹴るのか
  • インパクトの速さやフォロースルーの大きさ

など見るべきポイントはたくさんあり、それらを修正しながら“人よりもたくさんボールを蹴る”ことが大切になります!

 

4vs2だけではなく、本当のたくさんの学びをいただき、もし野呂さんに出会っていなければ“自分はどんな指導者になっていたのか少し怖いな”と思えるくらい影響力を与えてくださった方です!

 

もしかしたら、自分の経験を基に大雑把に内容のない声掛けをかけ続けていたかもしれません!

 

現役Jリーガーとの違い

現役のJリーガーの選手と一緒に4vs2と5vs2をプレーさせてもらいました!

 

その中で感じた差は、

  • 技術の正確性
  • プレースピードの速さ
  • アイディアの豊富さ

でした!

 

自分自身、“上手くなっている”と感じていましたが、下手さが浮き彫りになりました・・・

 

ホンマにまだまだ上手くなれるなと!!

 

そして乗松さんに関しては50歳を超えた今でも、現役のJリーガーと一緒にプレーをし、“違い”を見せつけていました!

 

2タッチ以内の中で発揮される“上手さ”

4vs2の制限の中に、『2タッチ以内で、パスはインサイドのみ』があります!

 

この制限が加えられることで、もちろんプレーには大きな制限がかかります!

 

この『2タッチ以内で、パスはインサイドのみ』でプレーする中で“違い”を作ることができ、「上手い」と言ってしまう場面がたくさんあります!

https://temten10.com/wp-content/uploads/2020/01/img_8037.mov

 

この4vs2をすることで、サッカーにおいて大切な要素は何なのか?!

 

この内容に関しては、また別の機会に自分なりにまとめてみたいと思います!

 

実際に現役のJリーガーで、アンダー世代の代表で世界を経験している選手も、「この4vs2が試合にむちゃくちゃ活かされている」と話をしていました!

 

試合の局面を切り取って考えていくと、自陣では4vs2と同じ状況がたくさん生まれます!

 

例えば、相手の2トップに対して、GKとセンターバック2人が開いたポジションを取って、センターハーフが2トップの後ろ側でサポートをした場合などは1番分かりやすい4vs2の形になります!

 

その状況でどうやって2トップのプレッシャーを超えていくのか!?

 

その時にどんなことを考え、どんなことを共有しなければいけないのか!?

 

という部分ではとてもリアリティのあるトレーニングになります!

 

4vs2はむちゃくちゃメジャーなトレーニングなので、たくさんの理論がある思います!

 

“グリッドの中でプレーする“設定をする場合もあれば、“グリッドから出てプレーしてもいい”という設定をする場合もあると思います!

 

そういった様々な考え方を議論できる場があっても面白いだろうなと思います!

 

何はともあれ、『もっとサッカーの勉強を、練習をしなければいけない』という身の引き締まる想いを年始早々からできる幸せな環境に本当に感謝です!

 

主催して頂いた野呂さん、一緒にボールを蹴っていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

『子どもたちの未来のために』

ten*TEN 「子は宝」

tesoro(宝)・esperanza(希望)・ niño(子ども)

adios!!