戦術スクール

おすすめトレーニング『フニーニョ』-ゲームインテリジェンスの向上-

Hola!!

 

ドイツで普及している『フニーニョ』を実施してみました!

 

『フニーニョ』は、子どもだけでなく育成年代や大人のゲームインテリジェンスを向上するために、1985年から改善を繰り返し、発展していった3VS3のゲーム形式のトレーニングです!

 

昨日はU-9世代で実施しました!

 

以前に同じU-9世代でフットサルの練習試合をしましたが、フットサルよりも『フニーニョ』の方がトレーニング効果が高いと感じました!

 

  • サッカーの原理原則である【深みと幅】の理論をとても伝えやすい
  • 【個人戦術】の認識度が明確になる
  • シュートゾーンや人数を増やせる、オーガナイズやルール設定が抜群に良い

さすがに1985年から改善され続けているということで、とても素晴らしいトレーニングだと感じました!

 

グラミーゴでは初めて取り組んでみましたが、『フニーニョ』をプレーした半日で子どもたちのプレーがどんどん変わっていきました!

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というよりも、【深みと幅】の理論や【個人戦術】の認識度の低さを見ると、指導者としてむちゃくちゃ考えさせられました・・・

トレーニングを改善しなければ!!

 

『フニーニョ』を始めた最初の頃は、攻撃時は片方のサイドに3人が寄ってしまう場面がたくさん見られ、守備時には相手のボール保持者に対して2人でボールを奪いに行ってしまう場面がたくさんありました!

 

しかしゲーム経験を積み重ねていくことで、攻撃時には【深みと幅】を取り始め、守備時には【個人戦術】の“マーク”と“カバーリング”が出来るようになっていました!

 

普段のU-8年代のトレーニングでは、人数が少し多く【個人戦術】の細かいところを伝えられておらず、“ボールと戯れる”という時間が多くなっているのが現状です!

 

ただ、ゲームインテリジェンスを向上させるために改善されていったという『フニーニョ』は、“ゲームを行う中で自然と身につけられる”という良さがあると思います!

 

年齢が上がるにつれて、『フニーニョ』を行う中でテーマを設定して理解度を高めるためのトレーニングとしてとても有効だと感じました!

 

“シュートゾーン”の設定も、チームでボールを【前進】させる方法を身につけるためにむちゃくちゃ良いなと思います!

 

特に年齢が低い子どもたちにはとてもオススメなトレーニングなので、是非1度試してみてください!

 

『フニーニョ』形式の練習試合をしていただけるチームも募集しておりますのでよろしくお願いします!

 

昨日はお相手して頂いた奈良クラブの皆さん、ありがとうございました。

 

奈良クラブの選手たちのゲームインテリジェンスの高さが、グラミーゴの選手たちの成長に繋がりました!

 

普段のトレーニングでも実施していきたいと思います!

 

 

 

『子どもたちの未来のために』

ten*TEN 「子は宝」

tesoro(宝)・esperanza(希望)・ niño(子ども)

adios!!