戦術スクール

「この3年間はサッカーにすべてをかけろ」その先にあるものは

Hola!!

 

育成年代のスポーツの現場を見ていて思うことがあります!

 

学生時代の『スポーツ』には、なぜ“厳しさ”や“苦しさ”を求められるのでしょうか?!

 

学校の部活は特に「苦しさに耐えて乗り越えた先に道が拓けるんだ」と言わんばかりの理不尽が待ち受けています!

 

そういった風潮は学校の体育にまで及んでいると思います!

 

スポーツはトップアスリートだけのものでもないし、トップアスリートを目指さなければいけないものでもありません!

 

スポーツを楽しむことで、仲間ができるし心身の健康にも繋がります!

 

その中で、そのスポーツが好きな人はとことんのめり込んでトップアスリートを目指していくわけで、そのままそのスポーツを楽しむという道があってもいいはずです!

 

それなのに、いつの間にか全員に“厳しさ”を求められ、スポーツを辞めてしまった人がどれだけいるでしょうか?!

 

スポーツの発展や心身の健康を妨げ、自分で自分の首を絞めているような感覚だと思います!

 


 

僕自身も高校時代には「この3年間くらいはサッカーにすべてをかけてやろ」と言われ、遊ぶことも恋愛すらも禁止されていました!

 

しかしその結果、サッカーで生きていくことは出来ず。。。

(プロサッカー選手にはなれず)

 

サッカーしかしてこなかったので、その先の選択肢は本当に限られたものでした!

 

もちろん、同じやり方でプロサッカー選手になれて成功したという人もなかにはいます!

 

でも40人くらいいた同級生のサッカー部員の半分はサッカー自体を辞めてしまいました!

(もちろんその環境を選んだ自分の責任であることは当然だと思っています。)

 

 

そして何よりも、その3年間を支配していた監督(組織)は、卒業してしまえば(その空間から1歩外の世界に出れば)援助は何もなく、当たり前ですがすべてのことを自分の力で歩んでいかなくてはいけません!

高校3年間を振り返ってみました!

↓↓↓↓

https://stand.fm/episodes/61185ad332f6ae0007e570fe 

これは「援助してほしい」と言っているのではなくて、、

 

卒業していく“未来”のことを考えるならば、【俺の言うことを聞け】という指導ではなく、【自分で考える力(自立する力)】を身につけさせておくことの方が大切ではないですか

 

ということを言っています!

 

なぜこうなってしまうのか?!

 

それは日本の教育や部活という仕組みによるいわゆる環境が作り出したものだと思います!

 

社会はものすごいスピードで変化しているのに、何十年と変わらないスポーツの世界や教育の世界!

 

ここは大きな問題だし、変えることが出来ると思っています!

 

 

僕たちは子どもたちにどのような未来を残せるのでしょうか!?

 

自分たちが経験したことをそのままの形でバトンを渡していいのでしょうか?!

 

前を歩いて落とし穴があったら、「ここに落とし穴があるよ」と伝えることで、自分と同じ痛みを経験しないように導きたいと僕は思います!

 

「スポーツってそんなもんやから」

「学校ってそういうもんやから」

「しんどいと思うけど、みんな頑張ってるから」

 

その先に何が待ち受けているのかを知っているのであれば、違う選択肢を示してあげることや新たに創ることで子どもたちの可能性を広げることが出来ると思います!

 

これだけ変化の激しい時代には、何をすれば正解という答えはありません!

 

しかし、変化する社会に対して僕たちの思考も変えなければいけないと思います!

 

変わるのは10年後や20年後、もしかしたら50年後かもしれませんが、そのキッカケになるだけでも良いので、やれることから取り組んでいきます!

 

自分の経験をより良い形で次世代に繋ぐ!!

これが僕のモチベーションになっています!

 

VAMOOOOOS!!!!

 

 

 

『子どもたちの未来のために』

ten*TEN 「子は宝」

tesoro(宝)・esperanza(希望)・ niño(子ども)