戦術スクール

生駒FCの2年間の振り返り①

Hola!!

今回は、今週末の生駒FC4年生の生駒スプリングカップ優勝と、生駒FCのお父さんサッカーチームの皆さんとの懇親会に参加させて頂いて感じていることを記録して綴っていきたいと思います!

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今回の4年生の優勝という結果は、クラブとしての成長を実感できる1つのとても嬉しい出来事でした!

約1年前、この学年(当時の3年生)は2人しかおらず自分たちの学年で生駒市の大会等に参加することが出来ない状況でした!

そこからのステップアップとして、まずは大会に出場できたことに始まり、4位(2022年11月)➜準優勝(2023年1月)➜優勝(2023年2月)ということで確実に成長をしていることが分かる1つの結果だと思います!

試合の勝ち負けや、大会の結果だけを追い求めているわけではないですが、結果としてついてきてくれたという感覚であり、そこに至った要因の1つとして【保護者の皆さんと一緒に創っている環境】にあるのではないかということについて考えてみました!


少し長くなってしまうかもしれませんが、今回はクラブを引き継がせて頂くことになったキッカケやここに至るまでのあれやこれやについても書かせて頂きます!



2021年の4月から、自分の出身クラブでもある生駒FCを引き継がせて頂くことになり、もうすぐ2年が経とうとしています!

引き継がせて頂くことになった1番の理由は、“クラブの存続が危ぶまれる状況だったこと”でした!

当時は小学生が全体で20数名、高学年に関しては6年生が0人・5年生が7人・4年生が1人で、何とか高学年というくくりで8人が揃うという状況で、さらに5年生が何人か辞めてしまうかもしれないという状況でした!

「このままいけばつぶれてしまうしかないかなぁ」ということだったので、「それならば引き継がせてください」と言ったのが2020年の9月頃でした!

そこから2ヵ月~3ヵ月で準備し2021年の1月から体験的にスタートし、4月から新体制として正式に引き継がせて頂くことになりました!

自分も小学生の頃に所属していたクラブであり、1979年から続く奈良県の中でも歴史のあるクラブということで、クラブの存続を目指し“新しい形で再スタートを切る”ためにバトンを引き継がせて頂きました!

(2022年にはジュニアユースの立ち上げも行い、現在は小中学生合わせて約90人の子たちが生駒FCでプレーをしてくれています!)

そしてクラブの存続と、さらには、自分が経験をしてきた“日本のサッカーの当たり前”を少しでも変えていくためのキッカケとして『小さなクラブの大きな挑戦』というテーマも自分の中では持っていました!

そんなこともあり、今までの生駒FCの取り組みとは大きく変わってしまった部分があり、さらには近隣のチームとも違う部分もたくさんあったため、2021年の新体制がスタートした約1年間は自分の考えや想いを伝えることを続けました!

しかし、批判やチームを離れていく子も多く、「自分がココに来て本当に良かったのか・・」「自分が引き継がない方が良かったんじゃないか・・」と考えてしまうことがたくさんありました!

何を言われても、どんなことがあっても軸がブレてはいけないと思い対応していましたが、実際には新体制になった時にスタッフとして一緒に関わってくれた仲間がいなければ、乗り越えられかったんじゃないかと思います!

支えてくれた仲間には本当に感謝しかありません!


そしてSNSやYouTubeなどでコツコツと発信を続け、保護者の皆さんとコミュニケーションを図るために親子フットサルやお父さんサッカー、バーベキューなども定期的に行いました!

その中で“子どもたちの成長”を親御さんと一緒に僕たちスタッフ、そして生駒FCの保護者の皆さんでサポートしていきたいという想いを伝えさせて頂きました!

そして、我が子との関わり方はもちろん大切にしていますが、<我が子以外のチームの子たちの良いところをたくさん認めて、それを声に出して伝えてあげてください>ということを具体的にお願いすることで、今では子どもたちに対する良い声掛けが波及しているなぁと感じています!

やはり我が子には特別な想いがあり、一緒にいる時間も長いので、良いところを見つけることや認めることはどうしても難しいと思います、、

(僕自身も息子がサッカーをやり始めたことでその難しさを実感しています・・)

そこで、我が子以外のみんなの良い部分を見つけて、声をかけてあげることをお願いするようになりました!

第三者からの声で我が子の良い部分が見えてくることもあると思いますし、やはり誰かに認められることは本人はもちろん、親にとっても嬉しいことだと思います!

このような地味なことかもしれないですが、保護者の皆さんと話をさせて頂いたり、お父さん飲み会を通して、こういった考え方がクラブ内で広がっているなぁと感じることが出来ています!

こういった環境があることで、子どもたちが伸び伸びとサッカーが出来ていると感じますし、こういったことが試合に勝てるようになることや、子どもたちの数が増えるという結果に繋がっていると感じています!

もちろん、まだまだ改善すべきところはたくさんありますが、この2年間の中で感じる変化は大きいですし、こういった様々な変化に対応して頂き、ご理解頂いている保護者の皆さんには本当に感謝しかありません!

これからも引き続き、子どもたちにとってより良い環境を保護者の皆さんと一緒に創っていきたいと思います!

そして、新年度には地域の皆さんも一緒に、子どもたちにとって(家族にとって)より良い環境創りにご協力頂けるように動いていきたいと考えています!

とっても長い文章になってしまいましたが、、最後まで読んで頂きありがとうございます!

2年間の想いはまだまだ自分の中にはあるので、また綴らせてもらいたいと思います!

『小さなクラブの大きな挑戦』はまだまだ道半ばなのでこれからも頑張ります♪

いつもありがとうございます!

 

それではHasta luego–!!