Hola!!
僕はサッカーが“大好き”です!
小学校の頃はドリブルで登下校をし、教室でも足元にボールを置いて授業を聞いていました!
学校の休み時間はもちろん、家に帰ってもランドセルを置いてサッカーをしに行くようなサッカー少年でした!
6歳からサッカーを始め、30年経った今でもサッカーと関わり続けています!
しかし、唯一サッカーが“嫌い”になった時期が高校2年生からの2年間でした!
とにかく怒られ、プレーだけでなく人としての人格まで否定され、毎日やってくるサッカーの時間が本当に苦痛でした・・
好きで始めたサッカーで、自分にとっては生き甲斐だったサッカーのはずなのに!
その当時のことは頭が勝手に働いてなのか、記憶から消えてしまっていますが、同じサッカー部の仲間の話を聞くと「そんなこともあったな」と思い出します!
とにかく大好きなはずのサッカーが嫌いになっていました!
その理由は明らかで、『環境』です!
どんな時も“サッカーはサッカー”だし、その時期以外のサッカーは本当に楽しく、僕の人生にはなくてはならないものです!
サッカーを通して健康な身体やかけがえのない仲間を作ることが出来ました!
サッカーは世界中で愛される本当に素晴らしいスポーツです!
しかし、社会人になり小学生や中学生の指導者となり、育成年代と呼ばれる子どもたちのサッカーに目を向けると、自分が高校生の時(サッカーが嫌いになった時期)に経験していたことと同じ『環境』でサッカーをしている子どもがたくさんいることに気がつきました!
僕自身は小学生、中学生の頃は『環境』に恵まれサッカーをおもいっきり楽しめていました!
ただ、小学生や中学生の年代から罵声を浴び、怒られてコーチの顔色を伺いながらサッカーをしている子が現在もたくさんいます!
“試合に勝つこと”や“大会に優勝すること”、“全国大会出場”というプレッシャーから“楽しむ”こととはかけ離れた状況でサッカーをしている子がたくさんいます!
試合をすれば勝ちたいと思って頑張ることは当たり前です!
罵声を浴びせたり、怒らなくても自然と頑張るはずです!
ただ、サッカーを始めたばかりの小学生、中学生においては自分で気持ちをコントロールすることも難しく、気分が乗らない時もあれば、サッカーをしている理由も1人ひとりにバラつきがあります!
でも怒られるから必死にやるしかない!
それではサッカーが“怒られるからやる”ものになっています!
「サッカーを始めた理由はなんだったのか」
もう1度その原点に立ち返ってみてください!
サッカーを楽しみ、サッカーを通して人生における学びをたくさん得られればいいのではないでしょうか!
#サッカーは人生の縮図である
たとえ、大会に優勝しても、全国大会に出場したとしても、将来その肩書が人生において助けになることはほぼありません!
僕も全国大会に出場した経験もありますし、全国大会で準優勝をした経験もあります!
そして、さらにサッカーの指導者という仕事をしているにもかかわらず、肩書が助けてくれるものは全くありません!
人生の助けとなるのは、サッカーを共にした“仲間”の存在や、サッカーをプレーする中で培った“状況に応じた判断”であったり“自分で物事を考える”という部分です!
気の合う仲間とサッカーを楽しみ、勝ったり負けたりを経験し、“怒られるからサッカーをする”ではなく、サッカーを通して“自分で状況を把握し自分で問題を解決する力”を身につけることが大切なのではないかと僕は考えます!
もちろん試合は勝つために全力で戦います!!
「楽しむ=勝つことにこだわらない」とは思っていません!
サッカーは真剣勝負をするから面白いものです!!
しかし、“怒られるからやる”サッカー(怒られないためにやるサッカー)は面白くありません!
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私たち大人は、子どもや若者が“自分で考える”機会を奪っていないでしょうか。
委縮させず、対等な関係性を築いているでしょうか。
心地よく自由に学べる環境を与えているでしょうか。
~教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術~
自分が経験したことと同じ経験をしてほしくない!!
同じような『環境』で過ごしているサッカー少年の助けになりたいと思って日々活動をしています!
どうか、子どもたちがサッカーを楽しみ、好きで始めたサッカーが嫌いにならないように!
生涯サッカーを続ける人が増え、そしてサッカーを続けることで「人生を豊かにする」ことができる人が1人でも増えてくれればとても嬉しいです!
問題、原因は多岐にわたります!
自分にできることからコツコツと活動していきます!
それでは、Hast luego–!!