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「イエナプラン教育」とは -子育て 教育-

Hola!!

今朝は「イエナプラン教育」のDVDを見て勉強させてもらいました!

「イエナプラン教育」とは

 

「イエナプラン教育」とはドイツで生まれ、オランダで発展したと教育のメソッドです!

 

「イエナプラン教育」では、

 

『学校は知識を学ぶ場だけではなく、社会に出るための準備の場』

 

という考え方をしています!

 

「イエナプラン教育」が発展した背景は、オランダでも1960年代の終わり頃には落ちこぼれが問題となり、その当時行われていた“画一一斉授業”への批判が高まり、教育の改革に踏み出したことがキッカケだったそうです!

 

現在の日本で行われている教育は“画一一斉授業”です!

 

どのような分野においても日々進化しているものだと思います!

 

日本の教育においてもこれまでを振り返り、進化していかなければいけないと思います!

 

日本の教育とイエナプラン教育の違い

現在日本の学校で取り組んでいる“画一一斉授業”の問題点として、

 

  • 1人ひとりが自分にふさわしいテンポで学ぶことができない
  • 一方的に教えるだけの授業は、子どもたちを受け身にさせてしまう
  • 生徒同士の交流がない
  • まさに今、世界で起きている「生きたものごと」を取り上げて学ぶ余裕がない

 

こういったことが挙げられていました!

 

実際にオランダの学校(教室)の様子を見ると、日本の学校(教室)の様子とは全く違ったものでした!

 

なぜこのような違いが生まれるのか?!

 

それは子どもたちに対して求めるビジョンが大きく違うからだと思います!

 

日本の教育が求めるビジョン⇒「受け身で知識やスキルを身に付ける」

 

イエナプラン教育が求めるビジョン⇒「自立して社会に積極的に参加する全人教育」

 

このビジョンの違いによって、教育の在り方が大きく違っているのだと思います!

 

日本はテストの点数で評価され、基準値に対して、できた・できないという評価をされます!

 

イエナプラン教育では、1人ひとりの成長に目を向け、出来たことを認めてあげ、そして自分自身がやりたいことを優先します!

 

大きな違いとしては感じたことは、異年齢の子どもたちが同じ教室で学んでいるということでした!

 

日本でいう3学年が同じ教室で勉強をしていました!

 

その中で、年上の子が年下の子に教えてあげるという光景がたくさん見られました!

 

また、3年の間に教わることも、教えることも経験をすることができるという点で異年齢の子どもたちが一緒に学ぶことは良い点だと感じました!

 

そういった環境は、やはり社会に出ても同じだと思うので、社会に出るための準備として必要なことだと思います!

 

「イエナプラン教育」における6つのクオリティ

 

そしてイエナプラン教育の中で挙げられている6つのクオリティが、

 

  • 経験に基づく
  • 発達を重視した指導
  • 生きた世界の中での学び
  • 協働の推進
  • 建設的で批判的な態度の育成
  • 意義と意味のある学び

 

と紹介されていました!

 

 

  • 経験に基づく

⇒子どもたちが主体的・参加的に、身の回りの出来事や体験を通して学ぶ

*教室の中でも動き回り様々な体験をしている様子が印象的でした!

 

  • 発達を重視した指導

⇒テストで競っていい点数を取ることではなく、1人ひとりの子どもが、“前よりも今”“今よりも明日”という成長過程を大切にする

*子ども同士、リーダーがその都度「ここが良かった。こうすればもっと良かった」という意見を伝えている光景がありました!

 

  • 生きた世界の中での学び

⇒教科書に書かれた知識を学ぶ、黒板に書かれた知識を学ぶのではなく、実際に触って・感じて学ぶという五感をすべて使って、生きた世界での学びを得る

 

  • 協働の推進

⇒1人で学ぶのではなく、子ども同士の協働を意識させる

*異年齢の子たちが一緒に学んでいる中で、教えられる・教えるという役割を子どもたち同士で行っている光景がありました!

 

  • 建設的で批判的な態度の育成

⇒人を批判するのではなくて、建設的な意見をお互いに言い合える

*10歳くらいになると、政治・経済に対する課題について、子どもたち同士で話し合い、お互いの意見に対して自分の意見をしっかりと述べていました!

 

  • 意義と意味のある学び

⇒教科学習をひたすらにやるのではなく、生きた学びを通して教科学習の意味や意義を理解する

まとめ

 

オランダの小学校は4歳から12歳までの子たちが3グループに分かれてこのような理念で、そして将来のビジョンを持って教育を受けています!

 

日本の小学校で過ごす6年間

オランダの「イエナプラン教育」の小学校で過ごす8年間

 

12歳になった時の“人”としての成熟度はとてつもなく大きなものになるのではないかと感じました!

 

自分だったら、自分の子どもに通わせたいと思うのは、「イエナプラン教育」の学校だと率直に感じました!

 

 

公立の小学校や中学校も教育のカリキュラムをそれぞれで変えることができるので、「イエナプラン教育」のような考え方を少しでも取り入れてもらえる学校があればと切に願います!

 

「イエナプラン教育」に詳しい方や、興味・関心がある方と繋がっていければと思っています!

DVDを見てみたいという方などがいればご連絡ください!

 

そして、子どもたちの未来のために、自分ができることを見つけて行動していきたいと思います!

 

 

『子どもたちの未来のために』

ten*TEN 「子は宝」

tesoro(宝)・esperanza(希望)・ niño(子ども)

adios!!