Hola!!
“高校サッカー選手権”の人気の高さ
昨日行われた「第98回高校サッカー選手権大会」の決勝戦は、静岡学園が前回王者の青森山田に逆転で勝利し24年ぶりの優勝を飾りました!
静学の優勝にあやかって、家にある唯一の静学グッズを出してみました!
序盤で2点を先制した青森山田がそのまま試合を決めるかという展開でしたが、前半の終了間際に1点を返し、後半に入ってもドリブルでの仕掛けとコンビネーションを使った静学の攻撃が身を結び、最後はセットプレーから3点目を奪いそのまま逃げ切るというとても面白い試合展開でした!
埼玉スタジアムに入った観客の数も5万人を超えていました!!
“選手権”の人気、価値はやはり相当高いということが証明されたと思います!
しかし、“選手権”の価値が高すぎることで、“選手権”を終えると燃え尽きてしまったり、
“選手権”がすべてだと思い込んでしまって何が正しいことなのかを見失ってしまう(選手、保護者共にスパルタ指導を受け入れる)現状があると思います!
「3年間(6年間)覚悟を決めて〇〇高校の門を叩いた」
「寮に入るときには、本人も親も涙を流した」
というエピソードを実況の人が話をしていました!
どこか“戦場に送り出すかのような感覚なのかな”と思いました!
プロになれた選手はまだしも、同じような想いで入学した選手はたくさんいるはずですが、その選手たちはその後どうなっていったのかはとても気になるところです!
根本的に、“サッカーってそんなに思い詰めてやるものやったかな”と・・・
35歳を超えて、より“サッカーが楽しい”と思えて“もっと上手くなりたい”と考えている自分がいます!
そういったマインドになることで、サッカー以外のこともとても前向きに捉えられるようになっていると実感しています!
こういった部分に関しても、“目に見える結果”を求めてしっかりと行動していきたいと思います!
“選手権”を終えて感じたこと
“選手権”の特徴として、過密日程があげられると思います!
決勝にあがった両チームは、12日間で5試合を戦いました!
決勝戦を見ていても選手1人ひとりの疲労度はかなり高かったように感じました!
特に青森山田高校の選手は、年間を通して移動距離も長くなる高円宮杯のプレミアリーグを戦い、12月15日には年間王者を決めるプレミアリーグのイーストとウエストの優勝決定戦も戦っています!
そういった背景を調べると、選手たちの疲労度は相当なものだったのではないかと思います!
だからこそ、青森山田としては選手のターンオーバーを考えたり、ボールを握るサッカーができればと思う部分もありました!
準決勝、決勝共に帝京長岡と静岡学園にボールを握られ続け、走らされる距離は相当長かったと思います!
実際に青森山田高校が高円宮杯プレミアの年間王者を獲っているので、今回の結果は短期決戦ならではの結果になったのかなと感じました!
日本サッカーの向かうべき方向
“選手権”の決勝が注目されたことで、前日に行われていたU-23代表がアジア選手権で2連敗をして予選敗退となったことが薄れてしまっていると思います!
『日本一』になることと、『世界で戦うこと』はまったくの別物ではないかと考えています!
シリア戦後に相馬選手がインタビューで「“個”で負けていた」ということを話していました!
そして“選手権”では静学が「テクニック(“個”)で勝った」というメディアの取り上げ方をされています!
『果たして日本は世界に対して、本当に“個”で負けているのか』
『本当に“個”で上回ることが大切なのか』はとても疑問に感じます!
『静学がテクニックで勝った(“個”で勝った)』という考え方で終わらせてしまってはいけないと個人的には思っています!
考えるべきことは、『“個”をどうやって“チーム”として機能させるのか』
サッカーというスポーツの概念、捉え方と変えていく必要があると思います!
もっと勉強し自分自身が日々成長していかなければ!!
高校サッカーを終えた選手の皆さん、お疲れさまでした!
まずはしっかりと身体を休めてください!
そして、サッカーとの関わり方はたくさんあるので、引退(サッカーを辞める)と言わずにもっともっとサッカーを楽しんでください!
『子どもたちの未来のために』
ten*TEN 「子は宝」
tesoro(宝)・esperanza(希望)・ niño(子ども)
adios!!