Hola!!
年末に開幕した、「高校サッカー選手権」は残すところ準決勝と決勝のみとなりました!
観客の数やメディアの露出度を見ると、やはり選手権は注目度がむちゃくちゃ高いなと感じます!
あの舞台に憧れる気持ちはとても分かるし、自分もその1人でした!
高校時代の坊主頭が懐かしい写真!
そして今大会でベスト4に残っている高校は、
- 青森山田高校
- 帝京長岡高校
- 静岡学園高校
- 矢板中央高校
で、この4校に共通している部分がありました!
Contents
下部組織を持っていること
中学生年代から既に選手の育成をスタートさせているという共通点があります!
- 青森山田高校⇒青森山田中校
- 帝京長岡高校⇒長岡JFC
- 静岡学園高校⇒静岡学園中学
- 矢板中央高校⇒矢板SC
高校の3年間で育成を考えるのではなく、中学校の3年間も含めた6年間かけて育成をするという考え方ができます!
もちろんすべての選手が育成組織から上がっている選手で構成されているわけではありませんが、6年間かけて選手を育成するという考え方を持つことで大きなメリットがあると思います!
下部組織を持つことのメリット
①飛び級をすることができる
青森山田高校で1年生ながら試合に出場し活躍をしている7番の選手は、青森山田中学出身で中学3年生の時から、高校の練習に参加し試合にも出場していたそうです!
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202001060004-spnavi
カテゴリーを問わず、レベルに見合った環境でプレーをする機会を作ることができます!
さらに、この部分に関してはもっと大きなメリットを生むことができます!
一般の中学3年生は、約半年間“受験勉強”と向き合うことになります!
中学3年生という伸び盛りの時期に、
- よりレベルの高い環境でトレーニングを積むことができる選手
- 塾に通い“受験勉強”に追われ、トレーニングをする機会がない選手
この状況を考えると、高校入学時(スタート地点)には大きな差が生じるのは間違いないと思います!
②一貫した指導方針で取り組むことができる
高校の3年間でチームを作る場合、
- 高校1年生→基礎作り
- 高校2年生→応用に対応
- 高校3年生→チーム作り
という考え方を持つことができると思います!
6年間の育成という考え方で、中学3年間を含めて考えることができると、
- 中学1年生→基礎作り・身体作り
- 中学2年生→基礎作り・応用に対応
- 中学3年生→応用に対応
- 高校1年生→チーム作り
- 高校2年→チーム作りの熟成
- 高校3年生→チーム作りの完成形
という考え方をすることも可能になると思います!
“人間形成”や“やりたいサッカー”も含めて統一感を持つことができれば、より大きな差になると思います!
今大会のベスト4に残っているチームがたまたまだったのかもしれませんが、こういった“育成環境の差が結果として現れている”と言うことも可能だと思います!
そして、奈良でもこのような育成組織を作れるように、コツコツとできることから取り組んでいきます!
3年間よりも、6年間!
6年間よりも12年間かけて育成ができればまた違った考え方が可能になります!
さらに、日本一を目標にするのではなく、世界に目を向けることができれば日本のサッカーがもっと発展していけると思います!
少しずつかもしれませんが、前に進んでいきます!
『子どもたちの未来のために』
ten*TEN 「子は宝」
tesoro(宝)・esperanza(希望)・ niño(子ども)
adios!!