戦術スクール

1日1試合の形式をする理由とは~生駒FC~

Hola!!

 

今日は午後から生駒FCの試合があります!

 

 

他のチームではなかなかやっていない『1日1試合』という形式で行います!

#対戦して頂けるチームの皆さんに感謝

 

週末には1日に3試合~4試合するのが当たり前になっている、日本の小学生年代のサッカー現場があります!

 

しかし中学生⇒高校生⇒大学生⇒社会人とカテゴリーを上げていけば『1日1試合』が当たり前になってきます!

 

でもなぜ小学生のカテゴリーでは1日に複数試合が当たり前になっているのでしょうか?!

 

原因はその理由はいくつか考えられます!

  1. 少年団チームは週末しか活動ができないから土日に集中して試合をする
  2. たくさん試合をした方が上手くなると考えられている

 

この2つは特に誰もが辿り着く理由だと思います!

 

まず1つめの理由について考えていくと、今は平日も活動をしているチームが増えてきています!

#時代の流れと共に少年サッカーを取り巻く環境は大きく変わっています

 

しかし、週末の活動はなぜか変わっていません!

 

マスクを常に持ち歩かなければいけない世の中になれば、マスクを持ち歩くようになったように、変化に伴って変わっていく必要があると思います!

#常にポケットにはマスク

#カバンのポケットにも予備のマスク

#車にも予備のマスクを

#マスクをつけろ

 

ということで、少年サッカーの現場にも変化をもたらす必要があると感じているので、『1日1試合』を取り組んでいきたいと思います!

 

もちろん、土日しか活動をしていないチームにとってはなかなか難しい形式かもしれませんが、対戦をして頂けるチームにご協力いただいて、“流れ”を創っていきたいと思います!

 

そして2つめの問題について

#たくさん試合をした方が上手くなると考えられている

 

ですが、この考えは正解だと思います!

 

たくさんボールを蹴った方が上手くなると思います!

 

ただ、僕が考えるのは

  • ただ試合をするだけではサッカーは上手くならない
  • ただボールを蹴るだけではサッカーは上手くならない

ということです!

 

サッカーはとても複雑なスポーツであり、チームスポーツです!

 

なので、“チームとしてどう戦うのか”や“対戦相手に対してどう戦うのか”をチーム全体ですり合わせる必要があり、そのすり合わせをする機会が、平日の練習になります!

 

とういうことは、1日に3試合をすれば3チームに対する“戦い方”をすり合わせる必要が出てきます!

 

そんな時間はないので、“ただ試合をする”になってしまっていることがあると思います!

 

“ただ試合をする”の積み重ねと、“自分たちと相手の分析をしてチームとしてのすり合わせをして臨んだ試合”の積み重ねではどちらがチームとして良いものになるのか!?

#どうでしょうか

 

実はその答えはもう出ています!

 

サッカー先進国がひしめくヨーロッパでは『1日1試合』が当たり前です!

 

ワールドカップで、クラブワールドカップで頂点に立っている国を見れば結果が出ていると思います!

 

ただ、『1日1試合』にするのは、ワールドカップで優勝するためではありません!!

 

時間は有限であり、サッカーだけが人生(楽しみ)ではないと思います!

 

子どもたちにとっても週末に身体や頭を休める時間や遊ぶ時間も必要です!

 

大人にとっても、早朝からグランドに行ってコートを描いて、暑い日も寒い日も朝から夕方までグランドにいるという現場が当たり前になっています!

 

その環境で子どもたちにより良いものを提供できるのか?!本当にサッカーを楽しめるのか?!は疑問です!

#僕も朝一にコートを描き終えた時に“今日の任務完了”と思ったことがあります

 

そして保護者の方にとっても、お弁当作りや遠くの試合会場で1日応援となると辛い時もあると思います!

 

『1日1試合』のメリットは他にもまだまだありますが、長くなりすぎたのでまた次回に書きたいと思います!

 

そして何よりもまずは自分が実践をして、子どもたちがサッカーを楽しみ、サッカーを通して成長する姿や、保護者も指導者もみんながサッカーを楽しめる(日々の生活の楽しみの1つ)に出来るような環境を創っていきたいと思います!

 

スタートをさせてどのような結果になっていくのかは分かりませんが、、、、

 

とりあえず、今日の試合楽しんできます♪

 

 

それでは、Hasta luego–!!

 

 

『子どもたちの未来のために』

ten*TEN 「子は宝」

tesoro(宝)・esperanza(希望)・ niño(子ども)