戦術スクール

自分が『やらなければいけない』と思っていることの正体とは?-小さな社会を客観的に見る-

Hola!!

当たり前のことだと思いますが、指導者も先生も親も『子どものため』と思って言葉かけをしていると思います!

以下は本の抜粋です!

フィンランドで子育てや学校教育の様子を見ていますと、日本との違いに驚かされることがたびたびあります。

その1つが、日本のように「やめなさい!」「早くして!」「どうしてできないの?」などと、上から指示をしたり命令をしたりする場面を見ることがほとんどないことです。

あるいは、「これをしてはいけない」「それができないからダメなの」などと、子どもを一方的に否定するような場面に出会ったこともありません。

日本の大人は、それくらい言わないとやらないし、やる気も出さないからと思われがちですが、フィンランドでは、そんなふうに言うと、かえってマイナスになると考えられています。

脳科学の研究では、きつい言葉を投げかけたり、厳しくしつけたとしても教育効果は期待できないことが分かっています。

それどころか、子どもにストレスがかかり、脳の発達に悪影響を与えるというのです。

夫婦間のケンカや感情的に強く叱りつける言葉が多いと、子どもとの関係にネガティブな影響を与え、子どもの記憶力やIQを低下させるという研究結果も出ています。

子どもへの言葉かけをポジティブにしてみてください。

それだけで、子どもは言われなくても自分から片付けたり、勉強にも意欲的に取り組んだりと変化します。


  • 頭では分かっていても実際には出来ていないのか?!
  • 子どものためには厳しく言わなければいけないと本気で思っているのか?!

子どもに対して、指示・命令や厳しい言葉かけをしている場面によく出くわします!

自分自身も高校時代は罵声をたくさん浴びせられた経験があります!

言われたことをやればOKで、その通りにできなければ罵声が飛び走らされるという・・・

本当に嫌な時間だったなと思うし、身についたものは何もないというくらいなかったと思います!

そんな経験があるからこそ、同じような想いをこれからの子どもたちにはしてほしくないと思えるし、フィンランドの教育のような自主性・コミュ力を大切にしたいと思えるようになったと思います!

高校生のその当時、サッカーを辞めたいと本気で思いましたが、その気持ちはなかなか人に打ち明けられませんでした!

罵声を浴びせられて、怒られて交代させられて、罰走をさせられて絶対に楽しいはずがないと思います!

お母さん、お父さんが心の拠り所になってあげて、本心を引き出してあげてください!

辛いこと・苦しいことに耐えることが人生ではないと思います!

実際に、全寮制の高校サッカーの世界から抜け出した子に話を聞くと、一部分を聞いただけでも耳を疑うようなことばかりでした!

人権を侵害するような言葉掛けがあったり、サッカーにおける大切な考え方をまったく無視したトレーニングなどなどなど…

ただ、フェイスブックの記事などを見ると、楽しそうな場面がよく掲載されていました!

そこで行われていることは実際に自分の目で見てみなければ、体験してみなければ分からないものなんだということを改めて感じました!

苦しいこと、辛いこと、自分が納得できないことに対して“我慢をする”“耐える”ということはそこまでする必要はないと僕は思います!

自分が今“やらなければいけない”と思っていることは、その小さな社会の中での話であって、その小さな社会から抜け出せば“やらなくていいこと”に変わります!

そして今まで自分が“やらなければいけない”と思っていたことを客観的に見て考えてみるといいと思います!

そこで、『やっぱりやった方がいいと思う』のか、『やらなくてもいいことやったと思う』のかを感じて、自分でやるかやらないかとを決めることが大切だと思います!

広い世界を見れば、本当にやりたいことをやってもっと自由な人生を送っている人はたくさんいます!

だからこそ、海を渡って日本という小さな社会から抜け出して、今自分が『やらなければいけない』と思っていることを客観的に見てもらいたいと思います!

そうすることで、今自分が『やるべきこと』や『本当にやりたいこと』が見えてくると思います!

そしてそれが若ければ若いほど、その後に出来ることの大きさが変わってくると思っています!

『子どもたちの未来のために』

ten*TEN 「子は宝」

tesoro(宝)・esperanza(希望)・ niño(子ども)

adios!!