Hola!!
先日、『子どものひきつけの見方と対処』-インフルエンザの季節の過ごし方-
という講習会に出席しました!
昨年末くらいに、僕が抱っこをしているときに息子が“ひきつけ”を起こしました!
本当にビックリして慌てまくり、極端かもしれませんがこのまま死んでしまうんじゃないかと思いました!
その時にとった対応は、
- 「大丈夫か、大丈夫か」と声をかけて意識を戻そうとする
- 名前を呼んで身体をゆすったり、顔をトントンする
- 妻を呼んで一緒に対応する
- とりあえず抱っこした状態で様子を見る
- 病院に電話をする
ということをしながら症状がおさまるのを待っていました!
そして“ひきつけ”がおさまった後は寝ていましたが、そのまま寝かしておいていいのか、脳に後遺症が残ったりしないかという心配もしていました!
実際に“ひきつけ”を起こしていた時間は、おそらく2分~4分くらいだと思いますが、感覚的にはむちゃくちゃ長く感じました!
「もしかしたら“ひきつけ”を起こしやすいタイプの子かもしれないね。」と言われたので、今回の講習会に参加しておきたいと思いました!
講習会では、“ひきつけ”が起こる仕組みを教えていただき、すんなりと自分の中に入ってきました!
そして「“ひきつけ”や“けいれん”は子どもではありふれたできごとである」
ということを知ると安心することが出来ました!
“けいれん”の仕組みとしては、発熱した際に起こる身体からの合図であるということ!
発熱をすると脳が興奮状態になり、筋肉を抑制・制御することができなくなってしまい“ひきつけ”を起こしてしまうそうです!
知らなかったのは、筋肉は勝手に動くということ!
筋肉の動きは脳が司っており、興奮状態になると抑制・制御することができなくなって“ひきつけ”だけではなく、かんしゃくやじっとしない、怖い夢を見る、寝ぼけるという症状が表れます!
なぜ子どもにそういった症状が表れやすいかというと、子どもの脳波と大人の脳波の高さが全然違うからです!
講習会の資料にも書かれていましたが、
【子どもは大人のミニチュアではない】ということ!
大人になるまで、子どもは常に変化し続けています!
身長や体重、脳の重さ抗体を身につけることなど、常に変化し続け、さらに急激に変化していきます!
身体にとって適切なタイミングで、適切な刺激を受けることで身体のネットワークを繋げていきます!
子どもと関わるすべての人が、そういった身体のメカニズムを理解しておくことはとても大切だと思います!
緊急時の対応や体調を崩した時の対応、子どもに対する声掛けなどなど、まずは子どもの身体について勉強をすることは絶対に必要だと感じました!
なぜ熱が出るのか、なぜ鼻水や咳が出るのか、マスクは何のためにするのかなど知れば知るほど面白いし、とても役に立つ知識をたくさん学ぶことが出来ました!
「咳が出てきたから風邪薬を飲ませよう」は危険です!
子どもを守るために、しっかりとした知識を持っておくことがとても大切です!
最後になってしまいましたが、“ひきつけ”を起こした時の対処法としては
- 冷静な観察(“ひきつけ”を起こしている時間をはかる)
- そばを離れない
- 顔を横に向け、口をのどより下にする(嘔吐に対する備え)
- 口の中にものを入れない(舌を噛んで死ぬことはない。逆に危険)
- 衣服をゆるめる(発作後の自発呼吸がしやすように)
- 10分以上“ひきつけ”が止まらなければ救急車を呼ぶ
という対応を心がけてください!
今回の講習会に参加して大切だと感じたことは、身体の機能を知り、自然の持つ力を信じることが大切だということでした!
子どもを守るためには必要な知識ばかりで本当に勉強になりました!
講師をして頂いた入江先生、本当にありがとうございました!
『子どもたちの未来のために』
ten*TEN 「子は宝」
tesoro(宝)・esperanza(希望)・ niño(子ども)
adios!!