戦術スクール

小学生のトレーニングと高校生のトレーニングを見比べると~世界のサッカーとの差~

Hola–!!

 

先日はFutbol locoのサマークリニックを見学に行ってきました!

 

Futbol locoの熊木君からはコロナで活動自粛中にオンライン講習会でスペインサッカーについてたくさん学ばせてもらっていました!

 

その講習会の中で紹介してもらっていたメニューを実際に見ることが出来たのでとても勉強になりました!

 

そして、子どもたちがこうやって変化していくんだなということを感じました!

 

テーマは「アンピリトゥ(横距離の調節)」と「プロフンディダ(縦距離の調節)」という個人戦術でしたが、「コンドゥクシオン(運ぶドリブル)」についても伝えながら2時間のトレーニングで見違えるように子どもたちのプレーが変わっていました!

 

クリニックが終わってからも色々質問をさせてもらえたし、来週のクリニックのテーマは「デスマルケ(マークを外す動き)」ということなので予定を調整して見学に行きたいと思っています!

 


 

今回のクリニックは小学5年生と6年生が対象でした!

 

今年に入ってからたくさん高校サッカーのトレーニングも見学に行かせてもらっていますが、一方では小学生がこのトレーニングをしていて、一方では高校生がこのトレーニングをしているんだなと感じました!

 

スペインのサッカーは、日本のサッカーより30年~40年先をいっているということですが、正直なところその話がとても納得できます!

 

トレーニングを見比べると、その違いは明らかでこの積み重ねが世界のサッカーと大きな差として表れているんだなと感じます!

 

スペインでも30年~40年前は、

  • 選手個人にフォーカスしたトレーニング
  • トレーニングの質より量が重要視される
  • 選手個人が考え、判断する
  • 選手が監督に質問(発言)できない

というような状況だったそうですが、今は違っているようです!

 

しかし、日本の育成現場ではこのようなことが現在進行形で起こっています!

 

これは、何かを誰かを否定しているわけではなく、現実(事実)を知ることが大切だと思っています!

 

サッカーの歴史や文化から考えると、ヨーロッパのサッカーの方が先を走っているのは明らかで、ヨーロッパのサッカーも同じような道を歩んできているということ!

 

そして、サッカーは常に進化しているということ!

 

そういった現実(事実)を知ることで今後の発展に繋がると思います!

 

日本のサッカーはこれからまだまだ発展していける可能性を秘めていると思います!

 

ただし、そのためには指導者が学ぶ姿勢を持ち、今までの常識を疑いながら自分の頭の中のサッカーを進化させ続けなければいけません!

 

自分自身もまだまだ学んでいる最中で、大それたことは言えませんが1人でも多くの指導者の方と一緒に学び成長をしていきたいと思っています!

 

もちろんですが、先を走るスペインの指導者も常に学び成長しているので、止まっていては差が広がる一方です!

 

環境作りも含めて自分に出来ることを整理して活動していきたいと思います!

 

何の世界でもそうかもしれませんが、『知らないことを知らない』ということが意外と多く、『知らないことは罪である』という言葉も海外の情報からはよく耳にします!

 

子ども心を忘れずに、色んなことに興味や探求心を持って生活をしていきたいと思います!

 

それでは、Hasta luego–!!